おかき・あられの製造工程 Flow of Transactions
STEP 01 蒸練 じょうれん
蒸練とは、水に浸したもち米を粉状にし蒸気を含ませながら、蒸し上げる工程です。
厳選したもち米を原料とし、名水百選にも選ばれる石鎚山系の湧き水「うちぬき水」を使って蒸練します。
STEP 02 冷蔵 れいぞう
専用の型に入れた生地を、約4℃に温度管理された冷蔵庫に入れて3日間冷却します。
※ふっくら軽い食感のおかきは、通常のあられと比べて短い時間で冷却し、お餅をついたその日のうちに乾燥させます。
STEP 03 切断 せつだん
製品の形状に合わせて、生地を切断します。
STEP 04 乾燥 かんそう
生地は気温、湿度によって水分率を調節し乾燥させます。
季節や天候などにより毎日変化する状況に合わせて、美味しく仕上がるよう細やかに調整を行います。
STEP 05 焼成・味付け しょうせい・あじつけ
人の目と手でしっかりと検査を行い、基準に合格した生地を焼き上げていきます。
約180℃で7分間かけてじっくりと焼き上げ、おかき・あられが徐々に膨らみながらこんがりと色づいていきます。
焼き上がったおかき・あられに、それぞれの商品レシピに則り、味付けを行います。
STEP 06 包装 ほうそう
5ラインを使用し、様々な種類の商品を包装しています。
金属探知機にて商品の安全を確認後、梱包の上お客様のもとへ発送します。
浮きあられの製造方法
通常のおかきと同じように蒸し上げていきます。
つきたてのお餅を切り分けて、一つずつ丁寧に伸ばし型に入れていきます。
通常よりも短い時間冷蔵し、生地を休ませます。
柔らかい状態の生地を『水切り』と呼ばれる特殊な専用の機械によって切断します。
乾燥機を使用した後バラバラにほぐし、一枚一枚に気を配りながら状態を調整します。
人の目で焼き上げ前にチェックしじっくりと焼き上げてから味付けします。
品質管理体制・
認証・保証について
Quality management
JFS-B規格の適合証明取得
東陽製菓本社工場では、HACCPの食品衛生管理手法をもとにした食品安全マネジメントシステムである「JFS-B規格」の適合証明を取得し、安心・安全な環境でのお菓子づくりを行っています。
JFS-B規格では以下のような事を遵守することが求められております。
原料の安全
残留農薬の検査、産地の確認、食品添加物やアレルギー情報など安全に関わる情報を事前に確認し、安全・安心な原料のみを使用しています。
工場の安全
あられ、おかき製造に関わる全ての工程に潜むリスクを顕在化して評価し、科学的な根拠をもってそのリスクを許容できるレベルまで低減することで、安全・安心な商品をお客様にお届けします。
トレーサビリティ
原料の受入から出荷までの各工程で適切な管理と記録を行い、商品に使用された原料と資材の履歴を追跡できるトレーサビリティ・システムを構築しています。
品質保証
工程の各所で官能検査、重量検査、賞味期限の印字確認等の様々な管理を行い、それに合格した商品のみを出荷しています。また、定期的に工場内の食品安全パトロールを実施し、管理が正しく行われていることを確認しています。
衛生管理
毎週HACCPチームによる衛生会議を実施。また従業員に対して月1回を目安に研修会を開き、衛生管理について工場全体のレベルアップを図っています。
東陽製菓のあられと日常を
世の中にたくさんあるあられの中から、東陽製菓のあられを選んでくださった方のふだんを少しだけ豊かに。
そんな商品を製造しつづけます。
- 1) 食品安全
- 老若男女、手軽に召し上がっていただくお菓子だからこそ、間違いなく安全な商品をご提供するため、食品安全マネジメントシステムを導入し継続した改善を行います。
- 2) 法令遵守
- 全社を挙げてお客様との信頼、安全に向き合い、真心を込めて正直に製造・販売を行います。
- 3) 従業員教育
- 厳格な工程管理を行うために、知識や経験を向上させる従業員教育を継続的に行います。
自社工場について Own factory
- 生産能力
- 包装機 約20,000袋/日
- 工場内設備
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- 蒸練機 2機
- 餅つき機
- 冷蔵庫
- 水切り切断機 3機
- 差し込み乾燥機
- 循環乾燥機 3機
- 反復焼成機
- トンネル焼成機
- 給袋包装機
- 縦ピロー包装機 2機
- 自動計量機 3機
- 組合せ計量機 2機